甲山森林公園探鳥記録 
2005年9月19日(日)
(甲山野鳥観察会記録)
 
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ミサゴ(タカ目タカ科)
今日は甲山森林公園主催の野鳥観察会に参加して来ました。
思ったより沢山の方々が参加されていて少し驚きました。
朝8時集合で、今日の観察会の予定を聞いていると、突然「ミサゴ」と言う声がして空を見上げました。
すると凄く低空をこちらに向かって大きな鳥が飛んで来るではありませんか!
参加者が歓声を上げる中、夢中でシャッターを切っていました。
ミサゴを見たのは初めてです。
ミサゴ(タカ目タカ科)
サギ類以外でこんな大きな鳥を見た事は初めてです。
鷹類は飛んでる姿もりりしいですね。
ミサゴ(タカ目タカ科)
見えます?
枯れた木の枝にとまっているミサゴが!
かなり遠くの木だったのですが、案内して頂いた方に教えてもらいました。
肉眼では全く見えません、600mmの望遠でもこれくらいの大きさしか写りません。
良く見つけるものだと感心してしまいました。
双眼鏡では良く見えないので、フィールドスコープで見せてもらいました、やっぱり鷹類はカッコイイですね。
サシバ(タカ目タカ科)
今日の野鳥観察会のメイン、鷹の渡り観察のため展望台へやって来ました。
展望台には鷹の渡り調査隊の方々が陣取っていて、次々に渡って行く鷹を観察していました。
調査隊の方々が「来た!」と言う方角を見ると、サシバが我々の頭上を低空で飛んで行きました。
当日はあまり上昇気流が無かったらしく、低空を飛んでいたようです。
案内して頂いた方も、こんなに低く飛ぶには珍しいと言っていました。
サシバ(タカ目タカ科)
トビ以外の鷹なんてなかなか見れないと思っていましたが、こんなに都会の近くで観察
出来るなんて思っても見ませんでした。
トビ(タカ目タカ科)
街中でもたまに見かける鷹類と言えばトビですね、この日も沢山飛んでいました。
鷹観察の第一歩は、トビと他の鷹が見分けられるようになる事だそうです。
でも上空高く飛んでいると、素人にはなかなか見分けつきませんよね。
カワラヒワ(スズメ目アトリ科)
コサメビタキを見に行く途中、案内して頂いた方が高い木の上にとまっている
ところを見つけてくれました。
しかしあんなに見えにくい木の上にいる鳥を良く見つけるものだと、また感心してしまいました。
コサメビタキ(スズメ目ヒタキ科)
今日のもう一つのメインがコサメビタキの観察です。
アカメガシワの実が大好物なので、アカメガシワの木が近くにあればコサメビタキが
やって来るかもしれませんよ。
シジュウカラ(スズメ目シジュウカラ科)
甲山森林公園には、沢山の巣箱が設置されています。
まだ巣箱を使うには早い時期らしいですが、この日は二羽のシジュウカラが
巣箱を出たり入ったりしていました。この二羽はツガイかな?
シジュウカラ(スズメ目シジュウカラ科)
昨年この甲山森林公園で、設置されている巣箱が荒らされ卵やヒナが奪われる事件が
発生しました。野鳥をもっと増やそうと管理されている公園職員の方々や、巣箱を作った
地元中学生の努力も報われません。悲しい事です。
  
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