甲山森林公園探鳥記
2007年3月11日(日) 曇りのち晴れ
今日はとても風が強くて寒い一日でした。マヒワを撮りに行ったのですが、一度だけやって来ただけで直ぐに何処かへ行ってしまいました。(;>_<;)  マヒワが来るのを待っていると、向こうの方から近づいてくる鳴き声がして来ました。最初はメジロの群れと思っていたのですが、鳴き声が違うようです。現れたのはソウシチョウの群れでした。騒々しく私の前を10羽ほどの群れが通り過ぎて行きました。綺麗な色をした鳥ですが、元々ペットとして飼われていた鳥が逃げて野生化したものです。様々な生き物で外来種が及ぼす日本在来種の生態系への影響が問題になっています。持ち込んだり逃がしたりした人間が悪くてソウシチョウは悪く無いのですが、在来種への影響を考えると複雑な心境です。
 

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ソウシチョウ(スズメ目チメドリ科)
観賞用のペットとして日本に持ち込まれいわゆるカゴ抜けの鳥として
野生化したものです。
元々の生息地は中国南部、ベトナム北部からミャンマー北部、インド・
アッサム地方、ヒマラヤに分布しています。

近年生息域の拡大により営巣場所が重なるウグイスなどの在来種への
影響が懸念されています。
綺麗な鳥ですが、悲しい過去を持った鳥ですね。
シロハラ(スズメ目ツグミ科)
最近、渡りの体力を付けるため道端にまで出て来て餌をとる姿を
良く見かけます。
ヒガラ(スズメ目シジュウカラ科)
今シーズン珍しく飛来数が多かった野鳥の一つです。
長い間滞在して楽しませてくれました。
ルリビタキ(スズメ目ツグミ科)
今シーズンは青い♂が少なかったのが残念でした。
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