甲山森林公園探鳥記
2009年 5月1日(金) 晴れ
 
 甲山夏鳥情報です。夏鳥はオオルリ、キビタキ、センダイムシクイがよく囀っています。少ないですが、エゾムシクイやヤブサメの囀りも聞こえてきます。コルリは囀りを聞くことができましたが、姿は確認できませんでした。その他ではクロツグミが来ているそうですが、囀り姿とも確認できませんでした。コマドリは既に抜けてしまったようです。冬鳥はシロハラ、アオジ、ビンズイ、シメが残っています。シメは今年かなり多いようで、あちこちで見る事ができます。それから甲山では珍しいアトリの姿を見ることができました。この時期の冬鳥は旅立つ前に囀りを聞かせてくれます。アオジは冬の間はヂッとしか鳴かない地味な存在ですが、とても美しい声を聞かせてくれます。毎年冬鳥の囀りが聞けるのもこの時期の楽しみです。
 

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オオルリ(スズメ目ヒタキ科)
オオルリが大きな声で囀っていました。
日本三鳴鳥の一つだけあってとても美しい声で囀ってくれます。
でも、囀り出すと高い所からなかなか降りてきてくれないので、
写真が撮りづらくなるのが難点です。
キビタキ(スズメ目ヒタキ科)
キビタキもあちこちで囀りを聞かせてくれています。
今年は写真の撮りやすい場所に入っていないので、
木の天辺に留まった所しか撮れませんでした。
ビンズイ(スズメ目セキレイ科)
ビンズイも囀りを聞かせてくれました。
シメ(スズメ目アトリ科)
今年はとても多いです。
冬の間も居ましたが、最近更に増えてきたように思います。
渡りの群れが入ってきているのかも知れません。
アトリ(スズメ目アトリ科)
都市公園などには沢山いるアトリですが、
甲山で見かけるのは珍しいです。
この日は10羽程度の群れが来ていました。
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