淀川探鳥記
2009年6月28日(日) 曇りのち晴れ
 
 今日は淀川の河川敷にチョウゲンボウの幼鳥を見にってきました。直ぐに見つける事は出来たのですが、遠くのビルの上や上空を旋回するだけで、写真を撮れる場所には来てくれません。仕方が無いので、オオヨシキリの幼鳥を撮って帰ろうとした時にようやく近くで旋回するチョウゲンボウを発見。写真を撮っていると、ずっとチョウゲンボウを観察している方にお話聞くことが出来ました。その方の話によると、5月末に一番子が生まれて6月半ば過ぎまでに5羽が生まれたそうです。しかし、第一子が水場で溺れ、第二子、第四子が電車とバスにひかれて命を落としたそうです。鳥類では食物連鎖の頂点に立つ猛禽類ですが、人間が造った電車やバスにひかれて命を落としたと聞いて、ちょっと複雑な気分になってしまいました。残った2羽の幼鳥がこれから無事に育ってくれる事を祈らずにはいられません。
 

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チョウゲンボウ(タカ目ハヤブサ科)
詳しい方によると、この子は第3番子だそうです。
命を落とした兄弟の分まで無事に育って欲しいと思います。
チョウゲンボウ(タカ目ハヤブサ科)
ビルの屋上から、舞い降りて電線に留まりました。
下を人が通っても全然逃げようとしません。
幼鳥なので怖いもの知らずなのかもしれませんが、
もう少し警戒心が有った方がいいのにと思ってしまいます。
オオヨシキリ幼鳥(スズメ目ウグイス科)
河川敷の葦原ではオオヨシキリの幼鳥が沢山姿を見せてくれました。
もう大きさは親鳥程に育っていますが、親鳥にエサをねだって翼をバタバタ
させていました。葦原はさながらオオヨシキリの保育園のようです。。

 
 
 
 

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