服部緑地探鳥記録
2008年 11月15日(土) 曇りのち晴れ
 今日は大阪の某所に出ている、今話題のサンカノゴイを見に行ってきました。連日大勢のカメラマンが押し寄せていると言う情報を知り、場所取り目的で早朝から出かけました。現地に着くと観客は10人程度。少し拍子抜けしたのですが、常連さんが出てくる確率が高いと言う場所に行き待っていました。そうこうしているうちにギャラリーが次々と増えて、気が付けば50〜60人程度に増えていました。聞くところによると、多い時は100人程来るそうで、今日は少なかったようです。ところで、目当てのサンカノゴイですが、待っても待っても一向に出てくる気配がありません。出てくる場所も、行動パターンも全く分からないので、とりあえず皆さんがカメラを向ける方向をじっと、じっと、じっと、じっと、じっと・・・見ていると6時間も経っていました。今日はもう出てこないのかなと、半ば諦め気味に帰ろうかと思っていたのですが、せっかく来たのでもう少し粘る事にしました。ギャラリーの皆さんも出てこないので歓談に夢中になっていた頃、常連さんの“出たぞ〜”の声。その声でシーンと静まり返り、空気は張りつめます。そのサンカノゴイは葦原の中をゆっくり、ゆっくり歩いてこちらの方にやって来ます。開けた場所に出て来てくれと願ったのですが、我々の前を通り過ぎて行ってしまいました。ギャラリーが一斉に歩いて行った方向に駆け出したので、私も追従します。しかし、池の周りを半周してまた葦原の中に消えて行ってしまいました。その後、隣りの池に飛び込んだので、ギャラリー全員がその池の周りを取り囲み、サンカノゴイは八方塞の状態です。私もその中の一人なので偉そうな事は言えないのですが、ちょっと可愛そうに思えました。ところで、隣の池に逃げ込んだサンカノゴイはその後少し顔を見せた程度で、あまり出てくる事はありませんでした。昨日は午後から開けた場所に出ずっぱりだったそうで、今日は少しご機嫌斜めだったようです。でもとりあえず、目的のサンカノゴイを見られて良かったです。(^^)v
 

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サンカノゴイ(コウノトリ目サギ科)
全身写っていないので、証拠写真程度ですが、
一日粘った甲斐がありました。
サンカノゴイ(コウノトリ目サギ科)
全身写ったのは、後ろ向き。
(。>。<。)クゥ〜
サンカノゴイ(コウノトリ目サギ科)
昨日は全身丸見えの場所で、出ずっぱりだったそうです。
今日は気分が乗らなかったのかな?
アトリ(スズメ目アトリ科)
待ち時間の暇な時に出てきたアトリです。
一応撮ってみましたが、暗くて、暗くて、これも
証拠写真程度です。
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